インタビュー(村岡)

4 村岡 旭美 71期 アソシエイト

 ⑴ 当事務所に入所した理由 

私は、労働法に関心をもっていたことと、経済活動の基盤である企業の一助となりたいという思いから、企業法務(労働事件)に携わりたいという気持ちを強く持っていました。

 しかし、自身の向き不向きも分かりませんでしたし、知見を広めるためにも、まずは企業法務をはじめ幅広い案件を経験できる事務所に入所したいと考えました。
 当事務所は平成元年に開設された歴史ある事務所で、多数の顧問を務めており企業法務のご相談が多くあります。また、一般民事事件、家事事件、刑事事件や管財事件など幅広い案件がある点や金融機関や行政機関からの相談がある点に大きな魅力を感じました。
 さらに、多種多様な案件経験を持つ弁護士が多数所属しており、先輩弁護士から数多くのことを学べるのではないかと思い、弁護士として成長するにはとても良い環境が整っていると感じ、入所を決めました。

 ⑵ 日々の業務内容や仕事の進め方

 私は、入所当初より企業法務や一般民事事件を主に取り扱っています。顧問先からの契約書などの書面チェック、労務相談、取引先との紛争や事業に係る法的問題点の相談など、ひとことに企業法務といっても業務内容は様々です。
 また、貸金返還請求事件や建物明渡請求事件などの一般民事事件や教育関係の相談にも携わっています。

 当事務所での事件の進め方ですが、新人弁護士はパートナー弁護士や先輩弁護士の指導のもと、一緒に事件を進めています。まずは、パートナー弁護士や先輩弁護士と共に相談に入り、相談の進め方や依頼者対応を学びます。依頼を受けた後も、先輩弁護士らと方針を協議しながら進めており、新人弁護士がリサーチや書面作成を行い、先輩弁護士らが書面を確認した上で意見交換を行います。

 このように、パートナー弁護士や先輩弁護士の指導を受けることができるため、事件対応をきちんと学ぶことができ、自身の成長に繋がっていると感じます。また、各弁護士の相談・事件の進め方や依頼者対応もそれぞれですので、様々な仕事のスタイルを学べ、とても勉強になります。
 さらに、当事務所は、高い専門性を有する先輩弁護士が多数在籍している上、パートナー弁護士や先輩弁護士との距離が近く、いずれの弁護士も非常に親切です。
 そのため、事件対応で悩んでいることがあると親身に相談に乗って一緒に対応を考えてくれたりと、執務を行うにあたって相談しやすい環境が整っており、とても働きやすいと感じています。

 ⑶ 個人事件と事務所事件との違い

 当事務所では、個人事件を積極的に取り組むことができます。私も、各種機関の法律相談や知人等からの紹介で、刑事事件、家事事件、破産事件や建築事件などに取り組んでいます。
 当事務所では、案件についての意見交換が活発に行われているため、悩み事がある場合には他の弁護士と意見交換することができ、自分ひとりで抱え込んでしまうという心配がありません。
 弁護士の中には、ひとりで悩みを抱え込んでしまい体調を崩してしまう人もいると聞きますので、他の弁護士と意見交換ができる環境はありがたいと感じています。
 また、個人事件は、自ら案件の幅を広げることができたり、また、自分の関心のある分野をより一層深めることができるため、意欲的に取り組んでいきたいと思っています。

 ⑷ 勉強会

 当事務所では定期的に任意参加の勉強会を開催しています。勉強会のテーマは様々ですが、例えば、民法改正や民事執行法の改正といった改正点のフォローや、これまでの実務経験を踏まえた管財事件の進め方といった実務的なノウハウを学べる勉強会を行いました。
 自分一人ではなかなか勉強が進まない分野の講義を聞くことができたり、先輩弁護士の実務経験を踏まえた講義を聞くことができ、とても有益な時間だと感じています。

 ⑸ 委員会活動に取り組む意義

 当事務所では、委員会活動を行っている弁護士が多く、若手からパートナーまで積極的に委員会活動に取り組んでいます。 
 私も複数の委員会に所属しており、自分の関心のある分野の理解を深めています。また、委員会活動は、外部の弁護士等と交流する機会でもあり、様々な弁護士から業務や経営の話を聞くことができてとても面白いです。
 委員会によっては、弁護士以外の士業や専門家と交流できる機会がありますので、異業種の仕事を知るきっかけにもなり、良い刺激を受けています。

 ⑹ キャリアプラン

 当事務所には、この分野であればこの人!という各分野のエキスパートがいますので、弁護士が連携することで、相談者の方へより質の高い法的サービスをご提供できると考えています。
 私も先輩方のように専門性を身につけて相談者のお役に立てるような弁護士になり、また、所内でも頼りにされる存在になりたいです。そのために、これからも自分の関心のある分野の研鑽に励みたいと思っています。

 また、いわゆる町弁は専門分野以外にも色々なご相談がありますので、ゼネラリストであることも求められると考えています。そのため、一人でどのような相談にも対応できるように幅広い知識を得て多くの経験を積みたいと思っています。
 当事務所では個人のお客様、法人のお客様の双方ともご相談が多数ありますので、幅広い案件を担当することができ、日々の業務を一生懸命取り組むことで多くの経験を積むことができると考えています。また、自分の担当していない案件でも意見交換を求められたり、話を聞くことができるので、より多くの情報に触れることができます。

 ⑺ プライベートと仕事の両立

 当事務所は、家庭を大切にしている弁護士が多く、また、女性弁護士が活躍していることから、ワークライフバランスに理解のある事務所であると感じています。
 急に対応しなければならない仕事があるとき等は夜遅くまで執務することはありますが、そうでなければ、私は平日の夜に友人と食事にいったり家族との時間を過ごしたりしています。

 休日は、基本的には好きなことをしてリフレッシュしたり、自己研鑽の時間にあてたりと自由に過ごしています。
 また、当事務所では有給休暇を利用することができるので、有休をとって旅行に出かけたりすることもあります。

 このように当事務所では、自らの予定を立てやすくプライベートの時間も確保することができる環境です。

 

 

 

無料相談ご予約・お問い合わせ

 

ページの上部へ戻る

トップへ戻る

0432254611電話番号リンク 問い合わせバナー